目次
概要
AWS SAA試験で出題される、データ移行系のサービスについてまとめました。
似たようなサービスが多いため、例えを交えながら整理しています。
ざっくりとしたイメージは、以下の画像が参考になると思います。
※Google Geminiで画像生成しています。

オンライン転送
- AWS Direct Connect :「専用道路」
- インターネットを通らない、セキュアな専用線。
- AWS DataSync :「引っ越し業者」
- オンプレミスのサーバーとAWSのストレージを高速同期する。
- AWS Transfer Family :「受付窓口」
- 外部からFTPなどを使ってデータを受け取り、S3やEFSにアップロードする。
- S3 Transfer Acceleration :「国際EMS(郵便)」
- 世界中の遠隔地から、CloudFrontを使ってS3へ高速アップロードする。
オフライン転送
- Snowcone :「お弁当箱」
- 軽量・ポータブル、少量データの現場回収向け。
- Snowball Edge Storage Optimized :「トランク」
- 大規模なデータ移行、Snowmobileよりは少量のデータ。
- Snowball Edge Compute Optimized :「キッチンカー」
- vCPUやメモリを搭載、現場でデータ処理が可能。
- Snowmobile :「大型トラック」
- 超大容量、大規模データセンターの移行。
ハイブリッドクラウドストレージ
- AWS Storage Gateway S3 ファイルゲートウェイ :「共有フォルダ」
- NFS/SMBを利用して、オンプレミスからS3にファイル共有
- AWS Storage Gateway ボリュームゲートウェイ :「外付けHDD」
- キャッシュ型:全データをS3に保管、キャッシュをオンプレミスに置く
- 保管型:全データをオンプレミスに保管、バックアップをS3に置く
- AWS Storage Gateway テープゲートウェイ :「タイムカプセル」
- 物理テープの置き換え、VTL
試験対策のポイント
- 基本的に10TB未満のデータ移行はオンライン転送、10TB以上はオフライン転送を選択する。
- Snowballなどのオフライン転送は、移行に1週間程度かかる。問題文に「迅速に」「数日で」「1週間以内」などのキーワードがある場合は、オンライン転送が正解。
- 問題文に「データは追加、更新が行われる」などのキーワードがある場合は、オンライン転送が正解。オフラインはデータの追加・更新がされる場合には使えない。
- 具体的なキーワードとサービスの対応表は以下。
| 問題文のキーワード | 選ぶべきサービス |
| 「S3をファイル共有として利用、災害対策としてバックアップ」 | AWS Storage Gateway |
| 「オンプレからS3をNFS/SMBでマウントして使用」 | S3 ファイルゲートウェイ |
| 「オンプレミスからiSCSIを使用、ブロックストレージとして利用」 | ボリュームゲートウェイ |
| 「オンプレとEFS/S3間で継続的に高速同期」 | AWS DataSync |
| 「インターネットを経由しない専用の接続」 | AWS Direct Connect |
| 「物理テープ装置(LTO)の廃止・置き換え」 | テープゲートウェイ |
| 「低遅延アクセスを維持しつつバックアップをS3へ」 | ボリュームゲートウェイ(保管型) |
| 「オンプレの容量を節約しつつS3を拡張」 | ボリュームゲートウェイ(キャッシュ型) |
| 「遠隔地(海外)からのS3アップロードを高速化」 | S3 Transfer Acceleration |
| 「既存のSFTP/FTPワークフローをS3へ移行」 | AWS Transfer Family |
| 「vCPU、インターネットが利用できない現場でデータ処理」 | Snowball Edge Compute Optimized |
| 「数十TB〜数PBのデータをオフラインで移行」 | Snowball Edge Storage Optimized |
| 「数百GB〜10TB程度のデータ、持ち運び」 | Snowcone |
| 「10PB 〜 数EB程度のデータ、データセンターの移行、超大規模」 | Snowmobile |
